松任ふるさと館(石川県白山市:2012年11月18日)

 明治・大正期に運送業、倉庫業、米穀業で財をなした吉田茂平氏の旧宅を譲り受けたもので、母屋と門などが文化庁の登録文化財に指定されている。 多数の名石が使われた庭園は「紫雲園」と名付けられている。

 紫雲石:長さ2.3m、幅1.5m、高さ0.8m 保津川産の紫雲石(京都府)
 太閤(豊臣秀吉)の七名石の一つで、江戸時代に加賀藩と粟崎の回船問屋・木谷藤右衛門が大阪でこの石の入札で争い、敗れた藩主の家来が切腹したことから「加賀藩士腹切りの石」と言われている。


紫雲石(加賀藩士腹切りの石)

貴船石(長さ3.2m、幅1.0m、高さ0.3m)

四脚型雪見燈籠、庵治石(香川県)

ツワブキ


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