天険親不知(新潟県:2011年07月16日)

 天険親不知線は明治16年(1883)12月に開通した第二世代の道で、日本の道百選に選ばれています。 国道8号線の天険トンネル(734m)をパスする旧道で約900mあり、親不知コミュニティロードと言われています。


 

このレストランの横を通って行く

 レストランの横を抜けるとすぐに展望台が見えてきます。


親不知文学散歩

展望台

 展望台の付近から、高速道路、国道8号線、明治に開通した道、海岸近くの初代の道の4世代の道が見られます。


ウェストン像

四世代道路

 更に先に進むと岩壁に如砥如矢と書かれたところに来ます。 これは明治16年に新道が開通した喜びを記念して刻まれたもので、砥石のようになめらかで、矢のようにまっすぐであるという意味だそうです。 この下が親不知の最も難所と言われたところです。 道の端のゴミのようなものが近ずくと一斉に逃げだします。調べてみると海岸によくいるフナムシでした。
 この先天険トンネルの反対口まで道は続いていまが、少し進むと「コミュニティロードここまで」の案内があり、この先は道路に草が生えていたりあまり整備されていませんでした。


如砥如矢(とのごとくやのごとし)

コミュニティロードここまで

 レストランの所から海岸まで降りる道もあります。 途中旧道のトンネルが残っています。


旧道のトンネル

海岸

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