富山県指定天然記念物 「駒つなぎ桜」 昭和40年10月1日指定
駒つなぎ桜は、幹周り4.74mのエドヒガンザクラの巨樹で、毎年4月初旬に美しい桃色の花をつける。 これまでも、幾度の治療を受けながら、大切に保護されている。 この木には、次のような伝説が残されている。 この地は「湊」とよばれ、かって潟湖(万葉集の「布勢水海」)がこの辺りまで広がっていたという。 天平のころ、越中国守大伴家持が、布勢水海を船で渡り、この地に船を泊めた。 山越えのため、桜の木に馬をつないだということから「駒つなぎ桜」とよばれている。
*「駒つなぎ桜」は手前の桜ではなく後ろの小山の所にあります。 |